平成14914()

今日は、一日自由行動!

今回の私は、コペンハーゲンで何の計画も無い。

朝は、同室のS戸さんと同じ時間に起きる事にしたが、朝食の後は、さて、どうしたものか・・・

水道工事が来るので、10時には部屋を出ることになっている。

まあ、何とかなるだろう。

朝食を済ませて、ロビーに下りる。

添乗員が、デスクを出している。

「お早うございます!」

昨日の内に、しっかり計画を立てていたH田さんとA木さんが出かけるらしく挨拶の声をかけてきた。

「今日はどこにいらっしゃるんですか?」H田さんが聞いてきた。

「どこか、美術館でも行こうと思ってるんだけど、場所が分からないので、添乗員さんに聞いて出かけるわ。気をつけて、行ってらっしゃい。」

二人が、玄関の方に歩いて行く。

さて、私も美術館の場所でも聞いて、出かけてみよう。

「美術館て、どの辺ですか?」

「どの美術館ですか?」

1つじゃないんだ・・・

「何でも良いんだけど・・・」

時間が潰せれば・・・

「???」

添乗員の困惑顔、答えにくい聞き方だったかな。

「じゃあ、お薦めはどこ?」

無計画な私としては、どんな美術館があるかも分からない。

「あのう・・・」後ろから声がした。

「良かったら、一緒に行きませんか?」

出かけたと思ったH田さん達が脇に立っている。

「私たち買い物とかもしますけど、カール・・・美術館に行きます。」

「うん、私も買い物はするつもりだけど、その美術館は何があるの?」

予定も無いくせに、美術館の内容は気になるので聞いてみる。

「これなんですけど・・・」

H田さんが、ガイドブックを広げて見せてくれる。

「最初は、この蚤の市に行ってみたいんです。アンティークなものがいっぱいあるらしいって!」

自分たちの計画を説明してくれる。

美術館は、個人所有が寄付されたものらしく、数は少ないがバラエティーに富んでいる。

絵画は、モネ・セザンヌ・ルノアールなど印象派辺りがあるようだ。

日本人のご多分に漏れず、私も印象派が好きだ。

せっかく、戻って来てまで誘ってくれたんだし、一緒に行くことにしよう。




「彼女たちのコースは、一番効率的に回ってると思いますよ。」

本当なのか、早く面倒から開放されたいのか、添乗員が太鼓判を押す。

「じゃあ、私は彼女たちと一緒に回りますから!」

一応、どこに行くか報告しておかなければならない。

無計画なままでは、困るので便乗する事に決めた。

幸い、コペンハーゲンの町は坂が無いので、彼女達に何とか付いて行けるだろう。

運河の近くまで歩く、土曜日の朝早いせいか、あまり人と出会わない。

ちょこちょこ道を間違えながら、目的の蚤の市に着く。

12人くらいが、広場に店を出している。

アンティークに、あまり興味の無い私は、体力温存の為に、ベンチに座って二人の品定めを眺めることにする。

A木さんは、ブラブラと。

H田さんは、真剣に一つ一つの店で、品物を手に取りながら回っている。

どうやら、H田さんの希望の場所らしい。

ベンチに座ってばかりでもつまらないので、少しブラブラしてみる。

こんなものを買う人がいるのだろうかと思えるガラクタにまで、値段をつけて並べてあったり、まったく値札を出していなかったり、いろいろだ。
 














カール・・・美術館




←アンデルセンの銅像の前で・・・













   夕飯をテイクアウトして、お部屋で一緒に!